地方の市役所の納税課で働いている26歳の男性地方公務員です。
ついに念願のマイカーを購入する決意をしました。
で、先日、車購入のためにマイカーローンに申し込んだのです。
が…どういう訳か審査に落ちてしまったんです。
そこで車購入の資金をねん出するために複数カードローン利用してゲットしようと考えているのです。
で、複数カードローン利用はできますよね?
複数カードローン利用して車購入のための資金をねん出して実際に車を買うことは可能です。
なぜなら、カードローンの利用目的は事業性資金以外なら使い道は自由だからです。
しかしながら、実際問題として「複数カードローン利用できるのか?」
「複数のカードローン利用で本当に車購入資金を十分にねん出できるのか?」
そして「果たして複数のカードローン利用で車購入するのが得策なのか?」といったことがあると思います。
まず複数のカードローンが利用できるかどうかについては、すでに複数のカードローンを持っていれば利用はそれほど難しくないと思います。
しかし、これから複数カードローンに申し込んで利用すると考えているのであれば、それはやや厳しいかもしれませんね。
なぜなら、短期間に複数のカードローンに申し込むと、その申し込み記録はすべて個人信用情報機関に記録されるからなんです。
そして、各々のカードローン審査において必ず個人信用情報機関に与信をかけて申込者のカードローン利用状況を審査するので、仮に複数申し込みがバレたら“申込みブラック”と見做されて恐らく申し込んだすべてのカードローン審査に落とされる可能性があると言えるからです。
そして、一度申込みブラックと見做されてしまうと、その後のカードローンの利用が困難になります。
それゆえ、複数カードローン利用はリスクが高いと考えられます。次の「複数カードローン利用で車購入の費用がねん出できるのか?」に関して言えば、総量規制の問題があります。
総量規制は年収の3分の1までしか借りられないので、何枚カードローンを持っていてもトータルで年収の3分の1までしか融資を受けられないのです。
仮に年収が300万円だとすれば、トータルで100万円までが限度なのです。
どのくらいの価格の車を買うのかは分かりませんが、一般的に考えれば複数カードローン利用で車購入資金すべてを賄うのはけっこう厳しいと思いますよ。
他方で、銀行カードローンなら総量規制の対象外なので収入の3分の1以上でも借り入れができます。
「じゃ~銀行カードローンを複数利用すれば大丈夫じゃないか…」と考えてしまうのですが、実際に収入の3分の1以上融資可能であっても、銀行カードローン審査でも申込者の借り入れ状況は調べるので、複数のカードローンに申し込んでいれば申込みブラックとされて審査に落とされると思います。
一方でマイカーローンなら総量規制の対象外なので車購入の資金を十分に賄えると思います。
そして、最後の点としては、結論から先に言えば、複数カードローン利用で車購入は得策ではないと言えます。
まず借入先の金利がバラバラとなってしまうことで、かえって返済の金利負担が重く圧し掛かって来ます。
また、1社からなるべく多くのお金を借りた方が金利が低くなるのです。結局、返済の金利負担に耐え切れなくなって返済を一本化するための「おまとめローン」に乗り換える羽目になってしまうと思いますよ。
そうであれば素直に総量規制の対象外であり、明らかにカードローンよりも低金利のマイカーローンを利用しての車購入をもう一度考え直した方が賢明ではないでしょうか。
【参考ページはこちら】
カードローン複数持ってても受け付けてくれるところはある?
現代は、18歳で自動車の免許を取得できるため、20歳以上の大学生も自動車を持つことは珍しいことではありません。
これから、車購入したいと検討している方が多いのではないでしょうか。
若い年代の方は、運転歴が浅いため、自動車をぶつけたり、こすったりしやすいため、あまり高価な自動車は必要ありません。
中古のハイブリッドカーの中古車を購入したいという方が多くなっています。
消費者金融や信販会社、銀行などの複数カードローン利用している方が多くなっています。
(⇒カードローンを利用できる会社を教えて!)
複数カードローン利用をしていても、毎月計画的に利用をして、きちんと返済ができている場合であれば問題はありません。
複数カードローン利用をして、車購入することは可能ですが、カードローンは目的別ローンに比べると金利が高くなっています。
車購入したいと考えている方は、銀行や信販会社の自動車ローンを利用したほうが支払う金利が少なくて済みます。
銀行の自動車ローンは、審査基準が厳しくなっていますが、低金利になっているので、長期間融資を受けたいと考えている方にお勧めしたいです。
正規ディーラーで自動車を購入する場合は、信販会社の自動車ローンを勧められることが多くなっています。
銀行に比べると金利が高めになっていますが、安定して継続した収入のある方であればほとんどの方が、融資を受けることができます。
カードローンは、使用用途が自由になっているので、車購入が可能ですが、自動車ローンなどの目的別ローンを利用したほうが毎月の返済が楽になります。
複数カードローン利用していても、債務の総額が少額だったり、毎月きちんと遅延をせずに返済している方であれば、自動車ローンの審査に受かることができます。
複数カードローン利用している方は、返済日がまちまちだったり、金利の高さに違いがある場合も多いです。
お得にカードローンを利用するためには、債務をひとつの金融機関にしてしまうのもお勧めしたいです。