30代の男性会社員です。今度カードローンでお金を借りるつもりです。

理由は、来月に車の車検があるので、その車検費用をカードローンで都合をつけようと考えているからです。

でも…カードローンを利用すると会社に電話連絡が来るのがちょっと困るんですよ…。

と言うのは、うちの会社は個人名で掛って来る電話や個人的用件の電話にはうるさいんですよ…!

また、そのような電話に対しては一切応じない、あくまでも会社業務関係の電話しか受け付けないのです。

で、個人的な要件の電話が来ると後で上司に注意されるんです…。だからカードローンで会社電話なしがいいのです。

でも、そんなカードローンはやっぱり無理なんでしょうね?

会社電話なしのカードローンは可能ですよ

まず最初に述べておきたい事は、原則としてカードローン審査では自宅や職場への在籍確認のための電話連絡はあると考えておく事です。

在籍確認の電話連絡は、審査の中でも特に重要な審査項目と言って良いからなのです。

理由を挙げれば、勤め先への在籍確認によって申込者の返済能力の裏付けが取れるからなのです。

申込書に記入した勤務先で確かに働いている事実が確認できれば、それは安定収入があることへの証となるのです。

また、自宅で在籍確認が取れれば住所記載に嘘や偽りがない事が分かります。
(⇒カードローンの在宅確認について

さらに言えば、なりすましの申し込みや不正行為を防ぐためにも自宅や職場への電話連絡は必要となるのです。

そして、在籍確認はそのように審査においても重要な項目となるので、仮に在籍確認の電話連絡ができなかった場合には審査がそこでストップしてしまったり、審査に落とされてしまうこともあるのです。

その一方で、昨今個人情報保護法の観点から、会社に掛って来る個人名での電話や個人的用件の電話には原則として応対しないといった会社が増えています。

そして、そのような会社では在籍確認の会社電話ができません。

その場合には直近3か月分の給与明細書や社員証、また会社名と個人名の双方が確認できる健康保険証の提出で会社電話の代わりとしてくれるカードローンもあります。

さらに、会社へ電話する在籍確認ではなく書類提出による在籍確認で済ましてくれるカードローンも増えているようですね。

そのような場合は、申し込みの際に申込書に「会社電話なし」と記入しておけば、給与明細書や社員証等の書類提出で在籍確認の代替として対処してくれます。

加えて、申し込む際に在籍確認の電話連絡が来る日時も指定できます。

他方、「WEB申込完結」が利用できるカードローンであれば、会社電話なしで郵送物も一切なしでお金を借りることができます。

それゆえ、どうしても「会社電話なし」が利用条件となるなら、「WEB申込完結」が利用できるカードローンがお勧めとなります。(こちらもご参考に→カードローンは主婦の在籍確認も必須?

カードローンの審査で会社電話なしのサービスを選ぶコツ

カードローンの審査といえば、所得と借入状況の確認が行われます。特に所得のチェックには在籍確認が必須というローンがとても多くありました。

しかし、現在ではコツを掴めば在籍確認ナシで審査を受けることが可能となっています。

ローンの審査での所得のチェックは年収によるチェックが増えています。

そのため、サラリーマンでも年末に発行されるこことが多い、源泉徴収票によって審査を受けることが多くなっています。

以前の在籍確認はサラリーマンが会社をいつわっていないかを確認するために行われていました。

現在でも在籍確認は行われることが多いのですが、カードローンによっては利用希望額によって在籍確認をしないケースも増えています。

在籍確認をするかどうかはローンの説明にあったり、問い合わせれば希望額をいくらまでにすれば在籍確認をしないかを教えてくれるローンもあるようです。

説明になかったり、聞きたくないという場合は、所得証明書を必要としないローンを選ぶと良いです。

所得証明書はサラリーマンでも自営業者でも市町村が個別に発行しています。

年収によるチェックを受ける際は必須の書類ですが、サラリーマンでも所得証明書による審査が可能です。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準ってどうなってる?

そのため、所得証明書があれば在籍確認ナシで審査をすることが多いです。

また、借入希望額によって所得証明書が必要ないローンも増えてきているので会社電話なしで審査を受けたい場合は所得証明書によって審査を受けるか、そもそも所得証明書を必要としないローンを選ぶと在籍確認ナシで審査を受けられることが多いようです。

ローンによっては審査時に在籍確認をしないと明記しているローンも増えていますが、在籍確認をするかはまだまだ非公開なことが多いようです。

ただし、カードローンは消費者金融以外に金融機関の多くも参入していますので、在籍確認ナシをうたったカードローンも登場していますし、よく確認して申しこめば在籍確認で会社で要らぬ誤解を防げます。

【参考ページはこちら】
銀行カードローンの在籍確認はどんな方法?