カードローンの金利って会社によって随分違うのでしょうか?

よく4.6%~18.0%とか書いてあるのですが数字の違いはどう理解したら良いのか教えて頂けませんか?

金利は会社によって違いますよ!

え~先ず、4.6%~18.0%の見方についてですが、左側の4.6%が最低金利、右側の18.0%が最高金利を表しています。

何故金利に最低と最高があるのか?なのですが、これは融資限度額によって異なってきます。

例えば30万借入して12回で完済する時、金利18.0%だと利息は年で¥30,048かかります。

同じ条件で200万借入すると利息は¥200,320も必要となります。

しかし、多くの金額を借入すると金利も下がります。200万で金利が8.0%になると利息は¥87,722に下がります。

つまり借入額が少ないと金利は高くなり、借入額が多くなると金利は安くなる仕組みになっています。

なので、左側の最低金利はその会社の最高限度額の融資を受けた時の金利となるわけです。

多くは、融資額は50万から100万が多いので金利は大体18.0%から15.0%の間になりますね。

さて会社によってこの金利も異なります。大手消費者金融会社だと、アイフルで融資限度額500万、金利4.5%~18.0%。

プロミスで融資限度額500万、金利4.5%~17.8%となっています。最低金利4.5%が適用されるのは500万の融資を受けた場合となります。

銀行のカードローンだと消費者金融のカードローンよりも金利は安くなります。

三菱東京UFJ銀行カードローンだと、融資限度額500万、金利4.6%~14.6%。

みずほ銀行カードローンだと、融資限度額がなんと1,000万、金利は4.0%~14.0%になります。

最低金利は限度額も500万で銀行カードローンも消費者金融カードローンも大体同じですね。

ただ良く利用する融資額の金利は銀行の方が14%台でお得となっています。

これまでご説明したように、金利を見る場合は右側の最高金利を見て比較するようにしましょう。

左側の最低金利は多くの借入をする場合ですから、ほとんど該当する事はないでしょうから。

あと、金利は返済期間が長くなればなるほど支払い額が多くなってきます。

まぁ借入している期間が長いのでそれは仕方ない事なのですが、出来るだけ利息を少なくするには、短い期間で完済する事が大切ですね。

最近では、大手消費者金融のプロミスなどが30日間利息0円のキャンペーンを行っていますので、30日間で返済できるなら、利用すると便利だと思いますよ!

万一、30日間で完済に至らなかった場合でも、残金に対して金利が31日目から発生するので、かなりお得な状況だと思います。

まとめますと、金利を見る場合は右側の数字を見る。消費者金融カードローンより銀行カードローンの方が最高金利は低い。

無利息キャンペーンがあれば利用する価値あり。ってところでしょう!

【参考ページはこちら】
カードローンの金利計算シミュレーションって何?

カードローンにはどうして金利幅があるの?

あると便利なカードローン。いざという時にカードさえあれば、提携のATMやキャッシュディスペンサーなどから簡単に融資を受けることができます。

あると便利なので、さしあたって使う予定はないけれど、万が一に備えて作ってあるという人もいるほどです。

そんなカードローンにはもちろん金利があります。借金ですので、返済には所定の利息を添える義務があるのです。

しかし色々な金融商品を見ていると、金利には幅があることがわかりますよね。4.6から14.6%などと金利幅があるのです。これはなぜなのでしょうか。

これには明確な定義があるのです。利息制限法によって借入額に応じた上限利息が定められているのです。

借入額が10万円未満は20%、10万円以上100万円未満が18%、100万円以上が15%と上限金利が明確に決まっているのです。

借入額が多くなるほど、上限金利は低くなるのです。

このように上限があるのはわかったとして、その中でも金利幅がありますよね。

同じ30万円を借りたのに、金利18%の人もいれば、15%の人もいるわけです。なぜ同額でも違ってくるのでしょうか。

それは信頼性によるのです。つまり、過去に借りては返すという実績を繰り返して、信頼に足る人物とみなされれば、金利が低くなることがあるのです。

逆にはじめての利用の場合、審査では通ったとしても本当に返してくれる人物なのかわかりませんよね。そこで、どうしても金利は高めに設定されてしまうのです。

つまり、はじめてカードローンを利用する際、下の金利ばかりが気になってしまうかもしれませんが、実は上限金利に注目すべきなのです。
(⇒カードローンの上限についてもっと詳しく!

はじめての利用なら、審査に通ってもおそらく最初は上限金利からとなるでしょう。
下限金利が低かったから契約したのに、いざふたを開けてみたら上限金利だったということにもなりかねません。

どの金融商品にするか迷ったなら、下限だけではなく上限金利にも注目をすべきなのです。