月末などちょっとお金が足りない時に、ある大手銀行のカードローンを利用している主婦です。

大手の銀行だったら、信用度も高いし大丈夫かなと思って去年カードローンに申し込みました。

最近主婦の集まりがあって、カードローンを利用している人同士で話しているときに、金利の話になりました。

カードローンを利用するなら、なるべく金利の安いところでお金を借りたいと私が言ったら、誰かが最近は金利が無料の金融機関もあると話していました。

また、ちょっとカードローンに詳しい人が、借金をしたときには単利計算と複利計算があるという話をしていました。

単利とか複利とか初めて聞いたことばです。一応その話をしてくれた人が意味を説明はしてくれのですが、私にはあまりしっくりきませんでした。

単利と複利の意味も良く分からないし、カードローンを利用するときに、単利と複利で何か損したり得したりってことがあるのでしょうか。単利と複利の違いを知りたいです。

単利は残高に関する日割り利息で複利は利息を元金に含むもの

カードローンには一般的には利息が付きものです。この利息ですが、単利と複利の2種類があります。

カードローンの場合は、基本的には一ヶ月ごとの借金の残高に対して、日割りで利息が課されます。

このような利息の付け方が単利です。それに対して、元金に利息を付与して計算するのが複利です。

複利では、普通は日割りでの利息は加算されることはありません。

しかし、カードローンでの返済が遅れた場合は、単利の計算に加えて延滞金の金利が発生します。それが残金に組み入れられます。

その残金にさらに利息がかかるので、結果的に複利の計算になってしまいます。

返済を延滞するとこの様に利息が余計ににかかり、通常の返済よりもかなり大幅な損をすることになります。

ですから、毎月着実に返済をすることがカードローンの利用のポイントになります。利息については、一般的に消費者金融よりも銀行の方が低く設定されています。

また、初めてカードローンに申し込む時には金利が無料というサービスを行っている金融機関もあります。

また、一週間以内に借金を返済すれば、また一週間金利が無料と言うところもあります。

しかし、延滞した場合は高い金利をとられるので、着実な返済が短期間でできる人にお薦めできるローンです。

しかし、できるだけ金利を払わずお金を借りたい人はこういった金融機関に乗り換えるのも良いかもしれません。

【参考ページはこちら】
カードローン金利に関するおすすめQ&A

カードローンでかかる金利は単利それとも複利なのか

カードローンを利用するときに、最も気になることといえば金利です。

金利が低いほど、支払う利息が安くなりますから、負担を少なくするためにも金利が低いところを利用したいものです。

金利には、単利と福利があります。

単利とは利息の計算方法の一つで、当初の元本に対してのみ利息が計算されます。

金利の再投資のリターンを考慮しない方式です。

また、福利とは同じく利息の計算方法の一つで、一定期間内に利息を元本に組入れて、その元本に対して利息が計算されるものです。

こちらは金利の再投資のリターンも考慮した方式で、元本に利息が加えられる期間によって一ヶ月、半年、一年があります。

カードローンでは、基本的に福利が採用されています。

普通に返済しているときは、どちらでもあまり関係ありません。

毎月の返済には利息が含まれていて、毎月利息は支払っているので利息に利息がかかることはありません。

しかし、返済が遅れてくると福利が関係してきます。

返済が遅れると延滞金利が設定されていて、返済が出来ないと発生した延滞の利息が残った残金に組入れられます。

そして、次に利息が組入れられた残金に対して利息が発生してきます。

延滞が続くほど、利息の金額が大きくなってきますから注意が必要になります。

更に、延滞金利は通常の金利よりも高めに設定されていることが多く、普通の返済のときよりも利息の金額が大きくなります。

金利が高くなるのと複利の効果も働くので、一度でも返済が出来なくなってくると利息の金額はどんどん膨らんでいきます。

そのため、カードを利用するときには返済が出来なくならないように、無理のない範囲で借りることが大切です。

最初は返済が出来ていたとしても、途中で何が起こるかわかりません。

ぎりぎりまで借りていて通常で返済をぎりぎりの状態で行っていると、いざ支払えなくなったときに大変困ります。

返済を延滞すると、返済の総額が増えるだけでなく、ブラックにもなりますから十分に注意しましょう。(こちらもご参考に→ブラックでも通れるカードローンって大丈夫?