カードローンを申し込んで、今現在お金を借りています。返済に関しては毎月少しずつ返す形にしてあり、暫く掛かります。

そこでふと思ったのですが、毎月お金を返すのに分割払いをしていると言う事になるのですが、そもそもカードローンと分割払いの違いがわかりません。

買い物の場合、普通に分割払いにすればカードローンを利用しないですむ場合もあるのかと思うのですが…。

カードローンと分割払いの違いは支払先にあります!

ローンと言う言葉は融資という意味があります。お金を借りて返済するローンは、お金を融資してもらい返済する事です。

一括で返す方も中には見えますが、通常は何回かに分けて返済することがほとんでしょう。

そう考えると、カードローンと分割払いは同じように感じるのも仕方がないと思います。

同じならばカードローンを申し込むよりも直接支払先に分割でお金を払った方が金利や手数料を考えると出費が少なくなると考えますよね。

しかし、そうは簡単にいかないのが現状です。

というのは、一見カードローンも分割払いも同じ様に見えるのですが、細かく言うと違うからです。大きな違いは支払先にあります。

じゃあ、買い物した時など直接買った店に分割払いにすればいいじゃないかと思うのですが、そうもいかないのです。

もちろん、それが出来る所は分割払いを扱っている所もあるでしょう。しかし、大概大きな金額が動く場合は、分割を扱って売り手と買い手が直接売買が出来ない事情が売り側にあります。

よく例に例えられるのが、家を買う場合の住宅ローンです。

不動産会社やハウスメーカーから家を買う場合、金額から通常個人で一括で支払う事は、余程のセレブか宝くじでも当たらない限りできないでしょう。分割で何十年も掛かって支払うことになると思います。

その時に、不動産会社が個人から何十年も掛かって毎月少しずつ支払ってもらってもなかなかお金が集まらない事になります。そうなると次の不動産売買で新たな仕事ができなくなります。

というのは、個人が家を買う場合と違って不動産会社は一括で大きなお金を動かして売買するのが仕事だからです。資金がなければ会社は潰れてしまいます。

また、直接分割払いの場合、支払いが完了するまでは、その物は売り手側の持ち物になったままです。

買い手側はいつまでもその物を手にすることができません。それもまた不動産会社にとっては弊害になりかねません。

買い手側も同様で、いつまででも自分の家にならないのは手続き等も含めて何かと不都合になります。

だから、第三者に一括でお金を支払ってもらい、買い手側はその立て替えてもらったお金を第三者に分割で支払う事にするのです。これがローンと言う事になります。

第三者である銀行や金融会社はお金を扱う事が仕事なので、一括で立て替えたお金を融資をした個人から分割で支払ってもらうのには問題はありません。

不動産会社やカーローンに関係する自動車会社などはお金を扱うのが本業ではないので直接分割がないのです。

大きな買い物をした時に使うクレジットも同じ様な事だと思えばわかりやすいでしょうか。

カードローンは、言葉の通りカードを使ってお金をATMから引き出して借ります。

そして分割で支払うのですが、カードローンで買い物をした場合も、住宅ローンと同じだと思えばいいのです。

ただ、同じなのはカードローンにしても分割払いにしても、きちんと毎月返済を忘れずに行わなければいけないことです。

返済が遅れる事は、会社に迷惑が掛かることも当然ですが、延滞の履歴が残ると言う状況を作り、自分の信用を無くす事に繋がるからです。

【参考ページはこちら】
カードローンに関するおすすめQ&A

カードローンの返済で一括払いと分割払いの違い

消費者金融会社のカードローンはいくつかの方法がありますが、大きく分けて一括払いと分割払いに分類することができます。

一括払いについては、消費者金融会社の指定した金融機関に直接振り込むということができます。

この場合、振り込み手数料が数百円かかりますが、1回で全てを返済することで利息がかからないことから、無駄なお金を支払うことがなくなります。

その他の支払い方法は、分割払いになりますが、その中でも毎月口座から自動引き落としにする方法があります。

さらに、ATMで返済する方法もあります。これらの方法は分割での支払いになるために、一括払いとの違いは利息が付加された金額分も返済しなければならないということです。

このように考えると分割払いが損をしているように捉えがちですが、分割払いには大きなメリットがあります。

それは、支払いを先延ばしにできるということです。

仕事をしていても、給料は一定なので、その給料の範囲内で無理なく返済ができます。返済で大事なことは、毎月無理のない返済が基本です。

それが、最終的に合計金額として高くなろうとも、普段の生活に支障をきたさなければ、借金返済も苦にならないからです。

ローンを組む時に陥りがちなのが、無理な返済計画を立ててしまい、支払いができなくなることなので、そこに注意して、分割払いのメリットを利用するべきです。

ローンする時の基本は、まず第一に返済日を守ることと、滞納しないことです。

それらを怠ると、どんどん借金が脹れあがり、最終的には破産申告をしないといけないことも覚悟しなければなりません。

ただし、それは最悪のケースの場合であり、毎月無理なく返済していれば、まったくその心配はありません。

借金をしているほとんどの人が、この支払い方法をとっています。

理想としては、毎月返済できると見込んだ金額よりもやや低めに設定して、余裕ができた月はATMで個別に返済する方法が効果的です。