銀行のカードローンを数社で借入しています。
金利もそれほど高くないのでこのまま返済して行っても良いのですが、ひと月に何回かの返済日があるのではつい忘れてしまいそうで同じ日ならよいのにと思う事もたびたびです。
銀行の複数借入は総量規制には関係ないのですか。関係ないのなら一社にまとめたいと思っています。
銀行でのおまとめローンで気を付けなければいけない事がありますか。
銀行のカードローンは総量規制対象外なので複数の借入を一つにまとめて一本化するのはとても良い事だと思います。
おっしゃるように銀行によって自動振替日がまちまちなのは不便ですし、いくら金利が安くてもまとめる事で尚金利が低くなる可能性がありますよ。
金利や返済期間などを確認してここならと思う銀行で申込むようにしましょう。
返済シミュレーションで今のまま返済するのとどれくらいの差があるのかも確認出来ます。納得出来たらさっそく申し込みましょう。
申込む前に今返済している借入分ですが延滞や遅延がなかったかも大きな問題になります。遅延などがあった場合審査に通らない可能性があります。
もし一度でも遅延があったのならその履歴が無くなるまで何か月間か間をあけて申込んだ方が良いでしょう。
同じ銀行同士では尚更たった一回の遅延でも審査に影響すると思って下さい。そして今の返済分は返済のみにして新たな借入れはしない方が良いと思います。
少しの間大変ですが、この新たな借入れと言うのが審査の上で大きな妨げになる事もあるのです。
返済借入を繰り返していると思われてしまいますから。やはり念のために返済のみ行っていると思って貰う方が審査上有利です。
おまとめローンの銀行を決めひとまとめに出来たら、毎月の返済に加え少しずつでも追加の返済もして出来るだけ早く完済するように心掛けて下さい。
金額が大きいので早く完済すればそれだけ金利も少なくて済みます。
完済したら後は必要な時に必要な金額を借入れてゆとりのある毎日を楽しんで下さいね。
とにかく大きな借入は完済するまで次の借入をせずに毎月期日までにきちんと返済を続ける事が大切です。
それが自分自身の大きな信用に繋がります。
何社も複数のカードローンで借入していたと言う事はやはり体質そのものが借入する事に慣れてしまっている可能性もあるので、ひとつに纏めたのをきっかけにしてその体質から抜け出すようにして下さいね。
あくまでも借入は借金なのだと言う事を理解した上で便利にカードローンを使うようにして下さい。
【参考ページはこちら】
審査に受かるカードローン申込みの秘訣
貸金業者からお金を借りる場合、借りる業者が消費者金融か銀行かによって審査に影響を及ぼすことがあります。
総量規制という原則年収の3分の1までしか借りることができない法律があります。
個人事業主など対象外になることもありますが、原則年収の3分の1借りている人は、それ以上の借入は不可能になります。
しかし総量規制対象外のカードローンもあります。それが銀行のカードローンになるのです。
総量規制の対象になるのは消費者金融からの借入になり、それ以外の銀行のカードローンは規制対象外となり年収3分の1には含まれません。
よって年収の3分の1を超えていても、銀行カードローンなら借入れることができる可能性があります。
借り入れる際には審査がありますので、銀行それぞれの基準の審査に通過する必要があります。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準って?)
多くの貸金業者が他社の借り入れが多い人ほど印象を悪くします。いわゆる多重債務者に対して審査は厳しくなる傾向があるのです。
どのくらいの業者の数から多重債務者と呼ぶのかはそれぞれ基準がありますが、一般的に4社以上の借り入れになると厳しいと言われています。
それが総量規制対象外である銀行カードローンの複数借入は?どうなる?かと言うとやはり複数になるほど審査が厳しくなると言わざるを得ません。
やはり他社からの借入があると与信問題として貸しても本当に返済できるのか?という印象を与えてしまうのが大きな原因です。
もちろん収入証明書の提出、年収が上がったというプラスの側面から有利に働き、審査に通ることもあるでしょう。
よって現状では審査は厳しい結果になるというのが正しいように思えます。
総量規制対象外の銀行カードローンであっても、法律は認めているが銀行が認めない限り融資を受けることができません。
借りる会社が増えれば増えるほど、たとえ総量規制対象外の銀行であっても借りることができる確率はどんどん落ちていくことを覚えておいてください。