僕は、大学を卒業したばかりでまだ就職先が見つからず、アルバイトをしながら就職活動を続けています。

そんな中で、カードローンの申し込みをしてみようかなと考えたのですが、いかがでしょうかね?

カードローンは、使えるようにしておいたほうがいいと思うんです。

お金がどうしてもない時には、人に借りるよりも絶対にいい。

人間関係を壊さずにすみますからね。僕だって、いくら親しい友人でも、「お金貸して」って言われるのはいやですからね。

でも、今の僕の状況だと、審査に通る可能性って限りなく低いように感じるんですよ。

だからちょっと、申し込みの時にちょっと収入とかの事実を加工して審査に通そうかとひらめいたんですが、これって可能ですかね?

カードローンの審査において事実の加工は絶対にやめましょう

ほほう、たしかに、言っておることは一理あるな。人から借りるよりも、カードローンなどの公的なシステムを利用した方が、後腐れなどはないじゃろう。

いくら社会が裕福になっても貸金業者がなくならないのは、そういったことがあるからなのじゃろうな。

ふむ、そして、審査の段階で、収入などの事実を加工してもよいかということじゃが、これは、絶対にやめておこう。

モラル云々ということは置いておくにしても、もし、その事実が発覚してしまった時には、大変なことになってしまうからじゃ。

君の信用情報に大きく傷をつけかねん。信用情報というものは、カード会社同士で、信用情報機関を通じて共有されている。

したがって、申し込みをしたカード会社から審査に落とされてしまうのみならず、他のカード会社への申し込みも一切通らなくなるということもありえるのじゃ。

いわゆるブラックリストに登録されてしまうという状態じゃな。

それに、これはカードローンの問題にとどまらない可能性もある。就職が決まり、仕事が安定してきたところで、マイホーム購入を考えたとしよう。

じゃが、先に傷をつけてしまった信用情報がアダとなって、住宅ローンの認可がおりなくなってしまう、ということにもつながりうるのじゃ。車を買うための、マイカーローンだって組めない可能性もある。

いかがじゃろうか?これだけでも充分に、事実の加工は行ってはならないという考えに至るじゃろうと思う。

そんな失敗を犯してしまうリスクを負うくらいなのであれば、もっと違ったアプローチを考えた方がよっぽど賢明じゃ。

就職を控えた身で、そのような失敗はあってはならんじゃろう。アルバイトの低所得でも、利用可能なカードローンはないわけではない。

どこか、通る可能性があるカード会社は見つかるじゃろう。カード会社のホー、うページには、無料の仮診断サービスがあるから、そういったものを利用すると良いじゃろう。

これならば、いくら診断しようが、事実の加工をしてみようが、信用情報に傷がつくことはない。積極的に利用し、チェックしてみるとよいじゃろう。

【参考ページはこちら】
カードローンに関するおすすめQ&A

カードローン審査で嘘をついても通過できるって本当?

カードローンを利用するというような場合には必ず審査を受ける必要があります。

中には「だれでも融資します」というような文言で融資をしている業者もあるのですが、こうした業者はほぼ間違いなく悪徳業者と呼ばれる業者です。

無用なトラブルに巻き込まれてしまったのであれば、借りたお金よりも多くのお金を問題の解決に支払うことになってしまうこともありますから、こうした業者は利用してはいけません。

そのため、安全にカードローンを利用するためには審査は必ず受ける必要があるのですが、カードローンの審査は人によっては通過できないこともあり得ます。

無職の場合や、これまでに金融事故を起こしている場合などは特に通過が難しくなるでしょう。(こちらもご参考に→無職でも銀行カードローンに申込める?

事前に自身に問題があるとわかっている場合には、嘘をついて審査を受けるというような人もいるのですが、「嘘をついても通過できる」というのは本当なのでしょうか。

これについては「ごく稀に可能なこともあるが、ほぼ不可能と言っていい」というのが現実です。

基本的に、現在のカードローンでは非常に厳重な信用調査が行われることになっています。

勤め先などには電話確認が行われることとなりますし、信用情報を細部までチェックされた上で融資の判断がされることとなるのです。

そのため、嘘をついたのであればほぼ通過することは不可能になっています。

しかしながら、そうした信用調査をするのは人間です。

人間は必ずミスをする恐れがあるわけですから、毎年ごく僅かながら、信用調査のミスによって融資を受けているという人がいるのも事実なのです。

ですが、こうした嘘をついて融資を受けるということは契約違反の行為です。

いくら信用調査を受けていたとはいえ、故意に虚偽の内容を伝えていたのであれば、その契約は途中であったとしても無効になります。

場合によっては虚偽の報告が発覚した時点で契約を解除、その時点で借り入れているお金の一括返済を求められる場合もありますから、嘘をついて審査を受けるということは絶対にしてはならないこととなるのです。

カードローンを利用する際には必ず、本当の情報だけを伝えるようにしましょう。