就職して社会人三年年目です。学生の頃は長い期間の夏休みがあったのでなんとか、いろいろなことを頑張ってこれたのですが、社会人になると全然違います。

石の上にも三年といいますが、今の目標はなんとか三年目を乗り切ることです。

今度、カードローンを申込もうと思っているのですが、職場在籍確認は必ずあるのでしょうか?

三年目だけれど、職場では未だに一番下っ端なので、ローンのこととかで電話があるとなんとなく心配です。

電話とは限りませんが、お勤めをされている方には必ずなされます

カードローンに限らず、職場在籍確認というと融資元が申し込んだ方の勤務先・職場に電話をかけて、その人が本当に勤務しているのかどうかという作業をイメージされる方が多いでしょう。

しかしながら、昨今では必ずしも電話による確認という形式ではなくなってきました。提出書類によって確認がなされることがあるためです。

その場合の提出書類とは会社を通じて支給される健康保険証や社員証、給与明細表、複数年の源泉徴収票などになります。

したがって、通常はカードローンを手続きするための身分証明書は免許証などの、何か一種類があればできることが多いのですが、提出書類が多くなるということになります。

源泉徴収票は通常1月に支給されるものなので、質問者様は一年目のものと二年目のものをお持ちだと思われます。

やはり、いつ何で必要になるかわかりませんので書類の保管はきちんとしていた方が良いということです。

でも、源泉徴収票は再発行が可能なものですので、すぐに見当たらない場合は会社に問い合わせてみてください。

つまるところ、職場在籍確認は必ず行われますが、それが電話によるものだとは限らないということになります。
(⇒カードローンは在宅確認もあるの?

さて、次に確認しておきたいところはこのように元々電話による在籍確認のない手続きを前提としているカードローン商品(あるいは金融機関・消費者金融会社)と基本的には電話による職場在籍確認を実施しているけれども、申込み者からのリクエストによって、書類確認に代替えしている商品(あるいは金融機関・消費者金融会社)とがあるということです。

どんな金融機関・消費者金融の会社においても簡単な問い合わせにも親切丁寧に対応をしてくれるので、不明な点は確かめてみるのが良いでしょう。

また、たとえ電話による職場在籍確認がなされていたとしても、電話では社名を出さずにローン関係のものとは「絶対に」わからないようにしてくれるのが通例です。

【参考ページはこちら】
無職の人でもカードローンの在籍確認はある?

カードローンで職場在籍確認がされるのはなぜなの?

カードローンの審査では様々なポイントがチェックされることとなりますが、そのチェックされる情報の一つとなるのが「職場」に関する情報です。

そのため職場在籍確認が行われるのであり、在籍確認が行われないというようなカードローンはほとんどありません。

ではそれはなぜなのかというと、これにはいくつかの理由があります。

まず最も大きな理由が「消費者の収入の安定性を判断するため」です。

それぞれの消費者がどこに勤務しているのかということがはっきりしないのであれば、安定した収入が継続するものなのかどうかも判断できません。

現代では様々な生き方ができるようになりましたから、職場に勤めていなくても収入を得るということは可能です。(こちらもご参考に→カードローンを利用できる職業とは

しかし安定した収入を得ている人は基本的に職場に勤めて給与を受け取っている人ということになるのですから、カードローンの利用の是非を判断する際にこのポイントは非常に重要となるのです。

また「消費者が本当の情報を伝えているかどうか」ということを知るためにもこの情報は利用されます。

消費者がカードローンの審査を受ける際には数多くの情報を伝えることとなりますが、消費者の中には「情報を偽装することで有利な審査をしてもらおう」とする人が少なからずいるのです。

そうした人がまず最初に偽装しようとするところこそがこの「職場」という情報です。

一見すると収入の情報を偽装するようにも見えますが、収入などについては収入証明を求められた時点で必ずばれてしまいますし、そもそも収入証明がなくては審査を受けてもらえないこともあります。

そのため消費者が情報を偽装するとすれば、まずこの職場という情報になるのです。

このことについては業者もしっかり理解していることとなりますから、消費者が本当の情報を伝えているかどうかをチェックするために職場在籍確認が行われるのです。

やむを得ない事情などがあれば職場在籍確認をやらないようにしてもらうことができるケースもありますが、そういったケースは非常にまれです。

基本的には在籍確認は行われるものとして考えておくようにしましょう。