キャッシングは急な出費の時に用立てることが出来るのでとても便利です。

今まではクレジットカードのキャッシング枠を利用していたのですが、いろいろなことを調べてみると、カードローンの方が金利が低いようです。

そのカードローンは利用限度額が高くなると上限金利が安くなるということでいいのでしょうか。

おおせの通り、限度額が高いと金利の面で利用しやすいですよ

カードローンでは利用限度額が高い方が年利率は安く設定されています。ここで、代表的な銀行のカードローンの利用限度額と年利率の関係をみてみましょう。

例えば、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」では利用限度額の最大が500万円、年利率は4.6%~14.6%というように設定されています。

利用限度額は9段階に分かれていますが、10万円以上50万円以下では年14.6%で、限度額が高額になるに従って、年利率は低くなり、500万円で4.6%になります。

50万円を一年間借り入れた場合、返済額は57万3.000円になります。一方100万円を一年間借り入れた場合(限度額50万円超100万円以下の年利率は12.6%)、返済額は112万6,000円です。

こうしてみると、利用者側には限度額があがるということは使うことができる金額が増える、そして、年利率が低くなるわけなのですが、融資側にとってもより大きな利益を期待できるという両者にとってメリットが生じるということになります。

融資側が限度額増額の勧誘をする理由はこのようなところにもあったわけです。ただ、常に利用限度額の枠いっぱいで借り入れするというわけではありません。
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限度額50万円で10万円を一年間借り入れた時の返済額は11万4,600円、限度額100万円で10万円を一年間借り入れた時の返済額は11万2,600円になります。

バンクイックの場合、約定の返済金額がとても良心的に設定されています。約定返済額の最低額は1,000円からになっています。返済についても余裕をもって行えるようになっているということです。

また、利用限度額がコースのように段階的に設定されていないカードローンについても同じように限度額が高くなると金利は低くなります。

三菱東京UFJ銀行のグループ企業である消費者金融であるアコムは利用限度額の最高は500万円ですが、融資額は40万円になることもあるし、170万円になることもありうる、ということになります。

このような商品設定でも金利は限度額が100万円未満であれば4.70%~18.00%、100万円~500万円であれば4.70%~15.00%というようになっています。

カードローンで安い上限金利が適用されるポイントとは

カードローンでお金を借りるときには、年利が設定されています。

これは下限の金利もありますが、上限金利もあり、通常は上下の幅を掲載して申込者の方にサービスを利用する上での指針としてもらっているのです。

この年利には各業者により大きく異なる幅があり、複数の業者を比較し、どちらで借りるのが有利になるのかを検証する事が重要になります。

この上限金利や下限金利は、利用限度額が高くなるほど適用される利率が低くなるというシステムを理解しておく事が重要になります。

そのため、カードローンの利用で金利に一定の幅がある場合は、利用限度額が高いほど、安い金利でお金を借りることができるのです。

そのため、この場合は有利な融資条件でのサービス利用となり、カードローン会社が提示している低い金利が適用される事になります。

そのため、カードローンを利用する際には、できるだけ高額な融資が受けられるような状況をつくり上げておき、より金利の安い業者に申し込みを行う事で、有利な条件で融資を受けることができます。

また、カードローンでは借入限度額が高くなるほど金利が安くなりますが、この融資では借入限度額が五十万円のサービスならば、この範囲内ならば複数回の借入ができます。

これはこの融資の優れた特徴の一つで、借入限度枠の範囲内ならば、借入れと返済を何回でも繰り返すことができるのです。

また、このサービスには借入限度額が個々で設定出来るというポイントもあり、借入限度額を個人の収入に合わせて設定しておけば、過度な返済の負担を負わずに済みます。

これはサービス利用者にとって、必要以上の金額が利用できなくしておくこととなり、返済能力を超えた借入れを防ぐための手段となるのです。

そのため、過度なサービス利用で借入をすることを防ぐためにも、この設定は重要で、収入でまかなえる範囲を超えた過剰な返済負担を負う事無く、上手にサービスを利用するには大変有効な処置となっているのです。

【参考ページはこちら】
キャッシングの金利ってどのくらいになる?