私はカードローンを利用してやっと1年ほど経つローン初心者ですが、最近ローンの利用も増えてきたので借入限度額の上限を引き上げてもらおうかと申請を考えています。
しかし、申請した人が必ず増額を成功させているともいえないので何か対策を打つ必要があると感じていますが、何がポイントになるかよくわかりません。
カードローンの借入限度額の上限引き上げにとっての重要点は何でしょうか。
多くのカードローン利用者はその便利さにつられて借入れが増えていく傾向にあり、借入限度額の上限アップを望む人は少なくありません。
しかし、その増額を申請した利用者は増額のための審査を受けることになり結果として失敗することもあります。
増額の成功のためには、適度に借入れし利用実績を高める、返済を確実に行う、未使用のローンなどを解約する、他社での借入を削減する、などの重要点を実施する必要があります。
消費者金融での利用者は20歳代の若い世代が中心となっており、利用限度額は50万円までの設定になっていることが多いと認識されています。
その場合、最初の契約時の限度額は20万円前後から設定されることが多いので、利用してから直ぐに限度額いっぱいまで利用される方も多いようです。
そのため、比較的短い利用期間後から限度額の増額を求める方も少なくないのです。
限度額の増額は、ローン事業者にとっては収益を拡大させるメリットもありますが、貸付金額が増加するので貸倒リスクが増大するというデメリットもあります。
そのため事業者は利用者の増額申請についてもリスクを軽減するため審査を実施します。
審査の内容は契約時と同様ですが、それに加えてローンの利用実績も重視されるといわれています。
利用実績とは契約してから、或いは以前に増額した時点からのそのローンでの借入と返済の実績です。
その期間にどの程度の借入れをしてどれくらいの利息を払ってくれたのか、返済は遅延や滞納などなく支払ってくれているか、などを事業者が確認し評価するのです。
つまり、多く借りて多くの利息を支払ってくれる人には多く貸す、というのが事業者にとっての限度額増額の意義となるため、利用者にとっても増額への重要点となるはずです。
また、限度額の増額は事業者にとってのリスク増大になるため、リスクを下げる要因が増額への重要点となります。その一つが未使用のローンなどの解約です。
クレジットカードも含まれますが、ローン枠やキャッシング枠は融資が受けられる限度額なので、たとえ未使用であってもその利用者が有する限度額です。
つまり、その利用者によっていつ利用されてもおかしくないものなので、ローン事業者としてはそれを限度額の一部としてカウントすることが多いのです。
そのため、この未使用の限度額を減らせば申請するローンでの限度額を増額させる要因になり得るのです。
また、他社での借入額を返済することも同様の効果があります。こちらは実際に存在する他社での借入れですので、それが削減されれば当然その分だけリスクは減少します。
その結果、申請するローンでの限度額を増額させる要因に十分になり得るのです。
年収そのものを向上させることも限度額の増額要因になりますが、年収のアップは容易ではないので今まで見てきた、適切な利用実績の確保、未使用ローン枠の解消、他社ローン額の削減などを重点的に取り組むほうがより効果の高い方法といえるでしょう。
【参考ページはこちら】
簡単なカードローン増額方法を教えて!
カードローンを契約後、借入金額の上限を引き上げるにはどうすればいいのだろう?
こんな疑問を持つことがあるかもしれません。
その答えはとても簡単です。
端的にいって、自らの属性を上げて増額審査に通れば、上限額を引き上げてもらうことができます。
そもそも借入金額というのは本人の属性によって決まります。
属性の低い人は融資額も少なく、属性が高ければ融資額の限度も多くなります。
したがってこれをアップさせるということになれば、自らの属性を上げるしかありません。
増額審査ではこの点が問われるので、属性が何も変わっていない人は増額できません。
では、増額審査ではどんな点がチェックされるのでしょうか?
それは利用審査の時と同じようなものです。
現在の収入状況、現在の借入状況、勤務先の規模、加入保険、金融事故履歴、返済状況などです。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準ってどうなってる?)
特に重要なのが収入状況ですが、こうした属性が以前より高まっており、なおかつそれが増額審査の基準を満たすものであれば、増額してもらうことができます。
したがって、増額してもらいたい人は、属性が上がるように努めてください。
より収入の多い仕事に就いたり、借入を減らしたり、信用情報に傷がないようにしたり、今の返済を滞らせないようにすることも大切です。
お金を貸してもちゃんと返ってくると思われなければ意味がありませんので、そうした信頼を得るために属性を上げるのです。
さて、カードローンで増額するのはいいとしても、一つの注意点を忘れてはなりません。
それは金利計算を行うということです。
カードローンの返済で、その返済負担を重くするのは金利です。
金利が高くなればなるほど返済負担も重くなるものです。
したがって、自分が利用するカードローン会社の金利がどうなっているかを確認してください。
また、確認した後は、それに基づいてしっかりとした返済計画を立てるようにしてください。
そうした計画性があれば、安全に利用することができるでしょう。