銀行のカードローンに申し込み、利用開始からもう3ヶ月が経ちます。
ちなみに、現時点では借入額は15万円程で、これまでの約定日の支払いは、きちんと遅れなく返済しています。
最近、いつも通勤等に使っている自転車の調子が悪く、そろそろ買い替えをしたいと考えています。
ただ、私はサイクリングが趣味で、自転車と言っても、スポーツ向けでそこそこ高級なタイプを使っていましたので、買い替えでもそれなりの自転車を希望したいところです。
具体的には少なくとも、予算として40~50万円くらいはカードローンで借りて用意したいです。
しかし、カードローンの利用限度額は50万円。既に15万円程借りている状態ですし、利用限度額をオーバーしてしまいます…。
インターネットや書籍等で、少しカードローンの事を調べてみたところ、利用限度額は増額申請をすれば増額できるそうですね!それを知って、早速私も増額申請しよう!
…と思ったのですが、ある程度の期間カードローンを利用してから申請しなければ、増額される事はありえない、というような事がよく書かれていました。
利用開始から3ヶ月程度では、やはり増額申請をしても評価されないのでしょうか?また、他に利用限度額を増額する方法はないでしょうか?
利用限度額の増額申請は、殆どのカードローンで電話を1回かけるだけで申請ができる事が多く、特に難しい書類を用意しなければならない、という事ではないので、意外とすぐに利用限度額を引き上げてくれるのかも?
と思ってしまうかもしれませんが、増額申請をしたからといって、必ず利用限度額を引き上げてくれる訳ではありません。
なぜなら、銀行等のお金を貸す側にとって、利用限度額を増額する事はリスクが伴うからです。
カードローンは、申し込みの時点でも審査をしますが、基本的には増額申請をした時も、申し込み時と同様に、再度審査をするものだと思って下さい。
きちんとお金を返してくれる人なら、利用限度額を増額しても問題はありません。
それどころか、カードローンからもっとお金を借りてもらえば、その分返済で支払う利子の額も増えていくので、銀行等の利益も大きくなります。
ですから、出来る事なら利用限度額の増額は歓迎したい事なのです。
しかし、お金をきちんと返せない人に、希望されたからといって増額してしまうと更に多くのお金を返してもらえない事態になってしまいます。
ですから、増額するかどうかは慎重に判断しなければならないのです。
借りる側としては、利用限度額が大きくなれば、より高額な商品を買いたいと思っている時の資金にできたりと、カードローンの使い勝手が良くなりますし、契約内容によっては利用限度額を増額する事によって金利が安くなるので、出来る限り増額申請はしていきたいですよね。
では、お金をきちんと返せる人と返せない人というのはどういった部分で判断するのでしょうか?
それは、個人の信用情報から判断します。実際に返済が出来ているという履歴があるなら、「もっとお金を貸してもちゃんと返してもらえるな」と予想するのはおかしい事ではありませんし、その履歴が長ければ、どんな時でもきちんと返済できる人なんだ、と思えますよね。
返済に問題のない信用情報が、短くとも1年間分くらいあるなら、増額申請は通りやすくなるでしょう。
逆にそれより短い期間では、増額申請が通る事はまずないようです。
現状、信用情報以外に信用を明確に判断できる術はありませんから、良い信用情報を一定期間残す、という方法以外で利用限度額を増額する事はできません。
【参考ページはこちら】
カードローンの増額審査が通りやすい理由とは
カードローンにおける限度額引き上げ方法を教えてください!
こうおっしゃる方もおられるかもしれません。
カードローンの限度額引き上げなら、次の点を覚えておくことです。
すなわち、自分の属性を高めること、そして増額審査に通ること、この2つです。
限度額を引き上げてもらうためには、そのカードローン会社の増額審査を受けなければなりません。
その審査に通れば増額してもらえますが、審査の基準を満たさなければ通過することはできません。
審査基準はずばり、以前よりも属性が高まっているか、そして返済能力がアップしているかどうかです。
サービス提供会社にとってみれば、増額するというのは前よりもたくさんお金を貸すということです。
返済能力が以前と変わらない相手に対して融資額を増やすことはできませんから、審査では返済能力を確認します。
返済能力は主に収入や勤務先によって確認することができるでしょう。
収入が以前より多くなっていれば、返済能力も高くなったと判断されて、増額審査に通る可能性が高くなります。
しかし収入が以前より減っていたり、そのままの水準なら、増額審査に通らない可能性があります。
ただし、他の属性もあるため、収入だけが基準になるとは限りません。
勤務先の規模、勤務年数、居住形態、居住年数、他社借入件数、信用情報など、収入以外の属性も考慮されます。
いずれにしても、こうした種々の属性について以前より向上していれば、増額審査に通ることができます。
さて、カードローンにおいて限度額を引き上げることには、注意点もあります。
例えば、金利が高いところで融資を受けている場合には、増額することでさらに金利負担を増やしてしまうことになります。
返済負担というのは、金利の大きさに左右されるものです。
したがって、金利が高いところで増額するということは、それだけ返済負担を重くしてしまうことになるのです。
仮に増額が可能であるとしても、新たに融資を行うときは、必ず金利計算を行っておきましょう。
この点を忘れないことです。