私は5年ほど前に消費者金融のカードローンに断られたことのある専業主婦ですが、最近専業主婦でも作れるカードローンがあると聞きもう一度挑戦しようかと思っています。

しかし、利用できるローンはやはり多いとはいえないようで、また何らかの条件などもあるようで少し心配になっています。

専業主婦でも作れるカードローンで気を付けねばならない点は何でしょうか。どんな条件や制約に注意しておけばよいでしょうか。

配偶者の条件、必要書類、金利と限度額の大きさに注意すべきです

リスクの点や総量規制の制約などから専業主婦を利用対象者に含めるカードローンはまだまだ少ないですが、地方の金融機関やネットバンクなどを中心に専業主婦でも作れるカードローンが徐々に増えてきました。

しかし、配偶者が安定した収入を得ている、配偶者の同意や婚姻関係の証明書を提示する、融資金利が高い、融資限度額が低額である、などの条件や制約を伴うこともあるので契約の際には注意が必要です。

一般的に融資相手としてリスクが高いとして避けられがちな専業主婦ですが、消費者や生活者としての本質的な価値を認め利用対象者に加えるローン事業者も現れ始めています。

特にネットバンクや地方の金融機関などでそうしたローンが徐々に増えています。
(⇒信用金庫のカードローンはどんな感じ?

専業主婦にとってはローンと契約できる、有利に利用できるよい環境が整い始めているといえますが、契約に際して注意しておく点もいくつかあると考えられます。

例えば、銀行などの場合の利用対象者の条件として、その専業主婦の配偶者に安定した収入があることが要求されることが少なくありません。

実際に配偶者の収入証明書を提出させるローンの噂を聞いたことがありませんが、あり得ないとは断言できません。

もし要求されることがあれば配偶者にローンのことが知られるので、予めローン事業者に確認しておくことをオススメします。

消費者金融は専業主婦に配偶者の同意と婚姻関係を証明する資料の提示を求めることで融資することが可能となりますが、そうした融資を受ける場合には当然配偶者にローンのことが知られますので、そのことを認識しておく必要があります。

また、そうした手続きがあるため審査が長引く恐れがあることも頭に入れておいたほうがよいでしょう。

銀行などの専業主婦への融資条件ですが、一般の利用者に比べよいとはいえないでしょう。

融資限度額は30~50万円ですが30万円が中心です。金利は限度額が低いこともあっても設定されている上限金利が適用されることが多くその金利はおよそ14~15%程度となっています。

中小の消費者金融などでは17~20%くらいになりそうなので長期に利用すると利息の負担で苦しむことになりかねないので注意が必要です。

一部のネットバンクなどでは変動金利を採用して、13%台の金利を提示しているところもありますが、経済環境の変動により金利が急騰するというリスクがありますので契約の際には何か対応策を検討しておいたほうがよいでしょう。

専業主婦に限ったことではないですが、金利が急騰して対応策を考えるようでは損失が膨らみすぎるので何らかのリスク回避の手段を用意しておく必要があるのではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
主婦が審査に通りやすいカードローンは?

専業主婦でも作れるカードローンはあるのでしょうか

専業主婦は家計の管理が大変です。毎日の生活費のやりくりだけでなく、ママ友達との近所付き合いや、冠婚葬祭等といった突然の出費にも対応しなくてはいけません。

気づいた時には、家計が赤字になっている、という事もあるのではないでしょうか。そんな時、活躍するのはカードローンです。

カードローンを契約するには、普通、申込者本人の収入が必要です。

消費者金融では、貸金業法の総量規制によって、年収の三分の一までしかお金を借りる事ができないと定められています。

パートで働いている人ならば、収入がありますので、消費者金融でカードローンの契約ができます。

しかし、年収がない専業主婦は消費者金融ではお金を借りる事ができません。では、専業主婦でも作れるカードローンは無いのでしょうか。

実は、専業主婦でもカードローンの契約はできます。銀行は、消費者金融と違い、貸金業法ではなく、銀行法を適用しています。

そのため、銀行には総量規制がありません。また、消費者金融の中でも、銀行系と呼ばれる、銀行と提携を結んでいる会社も同じです。

つまり、銀行や銀行系消費者金融では、年収のない専業主婦でもカードローンが作る事ができるのです。

カードローンの審査では、返済能力を問われますが、専業主婦の場合は、配偶者等の世帯収入からの返済を見込んでいるので、審査に通る事ができます。

銀行のカードローンのメリットは、審査に通るだけではありません。資本がしっかりしている銀行ですから、低金利で借りられるというのが一番の目玉でしょう。

また、大手の銀行なら、わざわざ窓口まで行かなくても、インターネットや携帯電話からも申込みができます。

そのため、何かと忙しい専業主婦でも、時間を気にせず利用できます。審査や融資の手続きを家族に見られないで行う事もできるのも魅力です。

専業主婦は、家庭において重要な役割を担っています。

カードローンを利用する際は、計画的な返済プランをきちんと立て、上手に家計のやりくりをしていきましょう。