私は、3年程利用しているカードローンがあります。利用限度額の上限は50万円です。

先日、色々な家電製品を一気に買い替えたので、現時点で45万円程度、上限にギリギリくらいまで借りています。

本当は猶予を持っておきたかったのですが、どうして家電って壊れる時は一気に壊れてしまうんでしょうね…。(笑)

それだけなら良かったのですが、予定外の出費があり、手持ちはスッカラカン。

カードローンは利用限度額いっぱい近くまで使っていた訳ですから、助け舟は出せず…。

泣きっ面に蜂とは、まさにこんな状態を指すのでしょうか。慌てて友人に頼み込んで、10万円程借りて、今月はなんとか凌いでいます。

勿論、友人には申し訳ないですし、来月までには借りたお金を返したいと思っています。

そこで、なるべく急ぎで、カードローンからまたお金を借りたいのですが、このような場合、今使っているカードローンの利用限度額を増額申請するのと、新たに他のカードローンに申し込むのでは、どちらを検討した方が良いのでしょうか?

その理由も、教えて頂けるとありがたいです。

可能であるなら、まずは利用限度額の増額を検討しましょう

まずは、今利用しているカードローンの利用限度額の増額を検討しましょう。その理由はいくつかあります。

カードローンの利用限度額の増額は、増額申請をする事で審査され、認められれば利用限度額が増額されます。

その増額申請自体は専用窓口に電話をかけるだけ、というような簡単な作業で済む事が多く、新しくカードローンを探して申し込むより手間がかかりません。

再度審査をする、という言い方だと増額申請に対して少し身構えてしまうかもしれませんが、増額申請が認められやすくなる具体的な条件は、短くとも1年以上、きちんと約定日に問題なく返済している利用履歴がある、という簡単な事だけです。

質問者様の場合、既に3年利用しているとの事ですので、約定日の返済に長期延滞の履歴がなければ、認められる可能性は高いでしょう。

それ以外にも、利用限度額の増額申請にはメリットがあります。

利用限度額が大きいほど、金利が安くなるという事は、カードローンの申し込み時等にご存知かと思います。

当然、増額申請によって利用限度額が増額されても、元々の契約内容より金利が安くなる可能性が高いのです。

一方、新しくカードローンに申し込む場合、最初から高額の借入が可能になる事はありませんから、金利についても高い金利でお金を借りる事になりますよね。

また、複数のカードローンを所有するより、1つのカードローンだけに絞って所有していた方が、管理が楽というメリットがあります。

カードローンによって金利や返済金額、約定日が違います。

特に約定日が違うと、今までは給料日の後だけ支払いをすれば良かったのに、給料日の前にも支払いをしなければいけなくなった…なんて事になるとやりくりが大変です。

「おまとめローン」という言葉があるように、複数のカードローンを1つに絞りたい、という需要があるくらいですから、ちょっとした事ですが気にかけたい点と言えるでしょう。

もし、増額申請が認められなかった、という場合は、消去法で新しくカードローンに申し込む、という手段しかありません。

しかし、増額申請時の審査に通れなかったという事は、利用しているカードローン以外にもキャッシングをしていて、不払いがあるとか、信用情報に問題があるとも考えられますので先に確認しておく事をオススメします。

また、総量規制対象のカードローンに新たに申し込むと、収入によっては融資金額に制限を受ける可能性があるので注意しましょう。

【参考ページはこちら】
カードローンが上限に達しているのがバレたら?

消費者金融のカードローンには上限金額が設定されています

まとまったお金を必要としているときには、消費者金融のカードローンを使って融資を受けることをおすすめします。

消費者金融のカードローンから融資を受けることは手軽な手段として、社会的に認知が広がっていると言えますし、申し込み方法の多彩さや審査の通過しやすさが上がっていますので利用しやすいサービスになっています。
(⇒審査が通りやすいカードローンはある?

消費者金融から借り入れをするときには、利用できる限度額が決められています。

それぞれの消費者金融業者ごとに最初から利用できる限度額として上限金額が定められていますし、申し込みをした段階で金融業者の審査を受けることになりますので、審査の結果に応じて利用限度額が決められることになります。

審査では融資の申し込み者の年齢や勤務先の情報、勤続年数、年収、家族の構成や保険の種類など様々な項目において属性が総合的にスコアリング化されて、返済能力を確認されることになります。

消費者金融業者の審査では融資を行うかどうかに加えて、それぞれの申し込み者においての利用限度額についても決められます。

また、法律で定められているカードローンを利用する際の上限金額があり、借り入れを行う人の年収の3分の1を超える金額の融資は受けられないことになっています。

一般的な消費者金融業者のカードローンを利用するときの借り入れの上限金額は、年収の3分の1の金額ということになります。

ただし、この総量規制の適用を受けるのは消費者金融業者のみで、銀行系カードローンサービスの場合には総量規制の適用対象外のサービスという扱いになりますので、年収3分の1を超える金額の場合でも借り入れが可能になります。

他の消費者金融業者から借り入れを行っていたり、複数の消費者金融業者から融資を受けている人が、複数の債務をひとつにまとめるために金融業者から融資を受けたいと考えているときには、低金利で借り入れの上限金額が大きい設定になっている金融業者から融資を受けることがおすすめと言えます。